農業のこと

管内の農業を持続可能な産業とし、豊かな魅力ある農村を目指す

最新号

水稲

水稲情報

水稲情報第7号

○コシヒカリの調査ほの出穂期は近年並みの7月31日頃となりましたが、本年も出穂後の気温が高めに推移しているため、登熟の見込みが早まると予想されます。
〇ほ場ごとに籾の黄下状況を確認して、適期の刈取りに努めてください。
〇適切な乾燥・調製で、胴割米などによる品質低下を防ぎましょう。

1. 刈取りまでの水管理 ~間断かん水で最後まで稲の活力を維持しましょう!~

2. 適期刈取 ~適期刈取で胴割米の発生を防止!~

3. 適正な乾燥で胴割米・過乾燥米の発生防止 ~玄米水分は14.5~15.0%に仕上げる!~

☆事前点検でコンバイン事故などを防ぐとともに、秋も熱中症予防に取組みましょう!!
☆秋の農作業安全運動期間 8月20日~10月20日

【土づくり特集】
◎令和7年産米に向けて!美味しいあおば米は、まず土づくりから!!

① 土づくり資材の散布 ~地力向上のため、施用を継続しましょう!~

② 有機物の活用 ~有機物の散布で「あおば米」の食味向上!!~

③ 作土深の確保 ~根を深く伸ばし、稲の活力を向上!~

☆秋の土づくり運動期間 9月15日~11月15日


大豆

大豆情報

大豆情報第4号

〇大豆の収穫期が近づいています。収穫が遅れると「しわ粒」や「腐敗粒」の発生により品質が低下するとともに、莢がはじけて収量ロスが増加します。速やかに収穫ができるよう準備を進めて、適期に収穫しましょう。

1.収穫開始の目安
 ・90%以上の莢が褐色になった頃、(落葉期(ほ場全体の約半分の株が完全に落葉した時期)から 約5~6日後)が収穫開始時期です。
 ※今年も、ほ場ごとの成熟の進み方に差があります。

2.収穫準備
 ・汚損粒や異物混入の発生を防止するため、早めに青立ち株や大型雑草(イヌホオズキ、アサガオ等)の抜取りを行い、刈取りの準備を進めてください。

3.収穫作業
 ・収穫は10時~16時を目安とし、莢が乾いていることを確認してから行いましょう。
 ・汚損を防ぐため、刈取り高さは地際から10㎝程度とし、土が入らないようにしてください。
 ・作業速度は、0.5m/秒(1.8km/時)程度で行い、収穫ロスを減らしましょう。

4.乾燥作業
 ・急激な乾燥は、しわ粒や皮切れ粒等の発生要因となります。機械乾燥する場合は、送風温度を「気温+5℃以内」とし、子実水分13.0~13.5%程度に仕上げましょう。

☆栽培履歴・GAPチェックシートは収穫3日前までに必ずご提出下さい。

バックナンバー