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農業について

(株)グリーンパワーあおば たまねぎ 作業風景 大山地区

GPあおばの玉ねぎ 初収穫作業を行いました

 JA出資型農業法人(株)グリーンパワーあおば(以下GPあおば)で実施中の玉ねぎ試験栽培の収穫作業が6月17日(月)から21日(金)にかけて行われました。GPあおばは大山地区内にモデル圃場として約1ヘクタールで玉ねぎの栽培を実施。また、この試験栽培は昨年10月末より新規に着手されたもので、今回が初めての収穫作業となりました。
 GPあおばは今年3月1日に大山事業所を開所しましたが、大山地区での活動は昨年時点から進行していました。業務は農作業受委託のほか、自社内での水稲や園芸作物などの栽培も各地区で行う方針で、今回の玉ねぎ栽培は県全体で栽培面積の拡大を目指す作物として、GPあおばでも栽培に着手しました。

 玉ねぎの収穫作業は主に「とう立ちの抜き取り作業」「根葉切り作業」「掘り取り作業」の3つに分かれます。玉ねぎは収穫適期になると、高く立ち上がった玉ねぎの葉が次々と倒伏するようになります。
 収穫はこの倒伏が大部分に波及してから開始されます。この時、とう立ちした玉ねぎは根茎内が固く味が落ちる要因となるため、作業前に抜き取り作業を行います。「根葉切り作業」(写真左下)は玉ねぎの根茎部分と葉を切り取り、この後の掘り取り作業を行う上で作業の妨げとなる根葉を除去する作業です。「掘り取り作業」(写真右下)は文字通り最後に残った商品となる玉ねぎを圃場から掘り上げる作業となります。

 現在GPあおばは婦中事業所と大山事業所にて作業を行っております。また、大山事業所は地区内にモデル圃場を設置した上での事業を展開中です。これからも活動報告は行っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。