JAあおばの活動などを、随時発信していきます
JAあおば (農)ファーム千里 田植え体験
JAあおばは5月18日(土)に、(農)ファーム千里の圃場をお借りして、関西地域の親子の皆さんを田植えツアーに招きました。
ツアーは毎年、イズミヤ(株)・(株)阪急オアシス・全農パールライス(株)の三社と合同で企画しているもので、「子供たちへ田植えの楽しさを知ってもらいたい!」を目的として実施しています。
今年は17家族に参加いただき、コシヒカリの手植えと田植え機の試乗を体験。田植え機の試乗体験では、(農)ファーム千里の組合員の方が運転する田植え機に同乗して、圃場に苗が植えられていく様を間近で見学。
手植え体験では目印をつけた圃場へ裸足で入り、苗を手で植えました。初めて入る田んぼの感触に驚きながら手植え体験を行った子供たちの中には、どれだけ早く苗を一列植え切るか挑戦する子や、土に足を取られて転んでしまう子も。
体験を終えた子供たちは「土が足にべったりしてふしぎ!」「楽しかったけど、しんどかった!」といった感想を話してくれました。
体験後は各種農機へ試乗しての記念撮影とJAあおばのマスコット 『あおばのじんちゃん』との記念撮影を行いました。
(農)ファーム千里の藤井組合長は「富山県は水が綺麗で豊富な土地です。こうした土地だからこそ、そこにある田んぼにはたくさんの自然が満ちています。今回の田植え体験を通じて、富山の自然と富山の米作りというものを肌で感じてほしい」と挨拶しました。
手植え体験の際に田んぼに均等な長方形のマスが書かれていたと思いますが、実はこのマスを描くための専用の道具があります。
この道具は「ころがし」と呼ばれる六角形の木製の道具で、これを田んぼで転がすことで、均等に目印をつけることができます(下写真参照)。体験前にはJA職員がこの「ころがし」を使って目印をつけました。
昔の農作業で実際に使われていたもので、古くから続く伝統的な道具だそうです。
また、地域によっては「コロ」や「田植定規」など、「ころがし」以外に様々な呼び方があるそうです。皆様の地域では何と呼ばれているか、調べてみるのもいいかもしれませんね。