広報のこと

JAあおばの活動などを、随時発信していきます

JA組織活動

JAあおば 第18回通常総代会 八尾コミュニティセンター

第18回通常総代会が開催されました

 あおば農業協同組合は令和元年5月25日(土)に第18回通常総代会を開催しました。
 総代会には多数の総代の皆様にご出席いただき、JAあおばより上程した議案全てに可決承認いただきました。
 
 総代会では第18年度(平成30年度)事業報告や定款の一部変更など、全部で9つの議案を上程しました。
 また、第19年度(平成31年度)から第21年度(令和3年度)までのJAあおばの経営基本方針・重点実施事項等を報告。JAあおばが目指す次期三ヵ年計画について総代の皆様へお伝えしました。

 杉林啓一代表理事組合長は開会に際し、「平成30年度は富山米新品種『富富富』の投入、業務用米『つくばSD2号』へ取り組みました。また、今年3月にはグリーンパワーあおば大山事業所を設立し、富山県統一品目として玉ねぎの試験生産にも着手致しました。
 JAあおばでは失敗を恐れずに役職員を挙げて農業生産の増大と農業所得の最大化、社会貢献を目指して改革に取り組んでいるところでございます。本日の総代会では組合員・総代の皆様の忌避のないご意見、ご協力をよろしくお願い致します。」と挨拶しました。





JAあおば特製レシピ

JA女性部 大山支部 Aコープ商品 ほめられ酢

ほめられ酢で塩分控えめ 鶏むね肉の梅照り焼き


塩分は梅干しとしょうゆのみ
ほめられ酢と梅干しでさっぱり風味の照り焼き


【材料】  (4人前)
(下味)
○鶏むね肉 …… 400g(約2枚程度)
○酒 …… 大さじ2
○しょうゆ …… 大さじ1  
○片栗粉 …… 大さじ4

(合わせだれ)
○梅干し …… 4個
○ほめられ酢 …… 100cc

(薬味)
○青じそ …… 5枚

【作り方】


  1. 鶏むね肉は繊維を断ち切るようにそぎ切りにする。
  2. 鶏むね肉をボウルに入れて酒としょうゆを加えて揉みこみ、5分置いたら片栗粉をまぶす。
  3. 梅干しの種を取って細かくたたき、酢と混ぜておく。
  4. 青じそは千切りなどで細かく刻む。
  5. フライパンに油を入れて熱し、鶏むね肉を弱火で焼く。両面に焼き色がつくまで焼いたら合わせだれを加えて煮からめる。
  6. 器に盛って、青じそを乗せたら完成。

地区内活動

JAあおば (農)ファーム千里 田植え体験

婦中町千里で田植えツアーを開催しました

 JAあおばは5月18日(土)に、(農)ファーム千里の圃場をお借りして、関西地域の親子の皆さんを田植えツアーに招きました。
 ツアーは毎年、イズミヤ(株)・(株)阪急オアシス・全農パールライス(株)の三社と合同で企画しているもので、「子供たちへ田植えの楽しさを知ってもらいたい!」を目的として実施しています。

 今年は17家族に参加いただき、コシヒカリの手植えと田植え機の試乗を体験。田植え機の試乗体験では、(農)ファーム千里の組合員の方が運転する田植え機に同乗して、圃場に苗が植えられていく様を間近で見学。
 手植え体験では目印をつけた圃場へ裸足で入り、苗を手で植えました。初めて入る田んぼの感触に驚きながら手植え体験を行った子供たちの中には、どれだけ早く苗を一列植え切るか挑戦する子や、土に足を取られて転んでしまう子も。
 体験を終えた子供たちは「土が足にべったりしてふしぎ!」「楽しかったけど、しんどかった!」といった感想を話してくれました。

 体験後は各種農機へ試乗しての記念撮影とJAあおばのマスコット 『あおばのじんちゃん』との記念撮影を行いました。

 (農)ファーム千里の藤井組合長は「富山県は水が綺麗で豊富な土地です。こうした土地だからこそ、そこにある田んぼにはたくさんの自然が満ちています。今回の田植え体験を通じて、富山の自然と富山の米作りというものを肌で感じてほしい」と挨拶しました。




※田植えツアー裏話
 手植え体験の際に田んぼに均等な長方形のマスが書かれていたと思いますが、実はこのマスを描くための専用の道具があります。
 この道具は「ころがし」と呼ばれる六角形の木製の道具で、これを田んぼで転がすことで、均等に目印をつけることができます(下写真参照)。体験前にはJA職員がこの「ころがし」を使って目印をつけました。
 昔の農作業で実際に使われていたもので、古くから続く伝統的な道具だそうです。
 また、地域によっては「コロ」や「田植定規」など、「ころがし」以外に様々な呼び方があるそうです。皆様の地域では何と呼ばれているか、調べてみるのもいいかもしれませんね。



農業について

農業のこと JAあおば花き出荷組合 シャクヤク 目揃会 出荷最盛期

令和元年産シャクヤクの目揃会を開催

 JAあおば花き出荷組合の令和元年産シャクヤクは5月1日(水)より出荷が始まり、5月13日(月)に最盛期を迎えました。
 この日は出荷と合わせて生産者約50人に向けた目揃会を開催し、生産者へ今年の気象経過をもとに、「切り前」を確認しました。

切り前とは?
 シャクヤクの出荷規格のことを「切り前」と呼びます。
 シャクヤクは開花した状態ではなく、開花直前のつぼみの状態で出荷します。
 出荷から店頭へ並び、お客様がお買い求めするまでの期間を、生産者自らがつぼみを確認して開花日を予測し、適当なものを収穫、選別、梱包します。
 品種ごとに固さや開き具合など出荷に適した「切り前」は異なるため、目揃会は実際に出荷に適した段階のつぼみをもつシャクヤクを生産者全員で確認し、「切り前」の周知・共有を図る目的があります。

 JAあおば花き出荷組合は現在58農家がシャクヤク栽培に取り組んでおり、今年は5万本の出荷を見込んでいます。

 また、今回は4県、5か所から花き市場の担当者を招き、市場ごとの出荷状況を伺いました。担当者からは「今年は4月が低気温で推移したため、出荷初期は全体的に大きさにばらつきが出やすくなっていた。生産者の皆様には切り前を徹底していただき、安定したシャクヤク出荷をお願いしたい」、「あおばのシャクヤクは選別がしっかりしている。長期的な出荷を期待したい」と話しました。
 この日、目揃会当日には5,650本/16品種が市場へと出荷されました。





JA組織活動

JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズ 農業のこと しょうが

しょうが栽培研修会 相性の良い作物は里芋

 (写真は昨年の収穫直前のしょうが)
 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは5月8日(水)に令和元年産のしょうが栽培研修会を開催しました。
 参加した会員約30人に対し、富山農林振興センターのしょうが担当普及指導員より、令和最初となるしょうがの出荷に向けた栽培準備から出荷までの手順を「栽培研修会 ~土づくりから収穫まで~」と題し、講義を行いました。

 しょうがを栽培する上で、主な病害である「根茎腐敗病」とアワノメイガ・ヨトウムシ類の虫害への対策は必要不可欠です。
 特に「根茎腐敗病」は降雨や冠水によって病原菌の感染拡大が起こりやすいため、水はけが良い圃場づくりを行うことが重要になってきます。
 講義では栽培こよみを活用しながら、上記の病虫害への対策のいろはを紹介。除草や消毒、追肥など、時期ごとに必要となる薬剤や資材についての解説も行われました。
 また、しょうがと混植することで、より成育を助ける作物として里芋の紹介も合わせて実施されました。里芋は葉が非常に大きくなる作物であるため、日陰を作りやすいのでしょうがが苦手とする過剰な高温への対策になるそうです。

 担当者は「根茎腐敗病を防ぐ意味でもしょうが圃場は3~4年の輪作が必要です。種しょうがは病気のチェックを行い、感染が疑われるものは植え付けをしないようにして下さい。また、しょうがは乾燥にも弱いので気温の低い時にかん水してあげるなど、しょうがが育ちやすい環境を作ってあげて下さい」と話しました。