JAあおばの活動などを、随時発信していきます
(株)グリーンパワーあおば GPあおば 大山地区 大山事業所 開所式
(株)グリーンパワーあおば 大山事業所が平成31年3月1日(金)より始動しました。同日には開所式が執り行われ、役職員42人が参加しました。
(株)グリーンパワーあおばは、旧鵜坂農業協同組合の子会社「(株)グリーンパワーうさか」を前身とするJA出資型農業法人です。同法人では、平成30年3月1日より組織再編を行い、大山地区での事業展開に向けた準備を進めてきました。この度新生「大山事業所」として本格始動します。
開所式では、(株)グリーンパワーあおば藤井儀隆代表取締役が「大山事業所の設立にあたり、地域戦略と事業戦略の2点を重視し取り組んできた。昨年秋からは新たに玉ねぎの試験栽培も開始し、今後も第2弾として事業の拡大などを検討している。地域の振興、活性化に向けて邁進していきたい」と挨拶。
その後、JAあおば・(株)グリーンパワーあおばの役職員によるテープカット式と営農支援課職員による決意表明が行われました。
(株)グリーンパワーあおば大山事業所では農地保全を主な取り組みとし、今後は農作業受委託及び農機貸出を行っていきます。耕作面積は22haで(平成31年度3月現在)、栽培作物は水稲・大麦・園芸作物・えごまなどに取り組みます。
JAあおば 農業のこと 生産推進大会
JAあおばは園芸生産推進大会を1月30日(水)に八尾コミュニティーセンターで開催。富山農林振興センターと合同で、参加者約140名に向けて次年度の園芸作物についての紹介と推進を行いました。
来賓の富山農林振興センター中井正樹担い手支援課長より「富山は水田と切り離せない県です。その中でどのように経営を安定させていくかという点において、園芸作物という可能性へ目を向けてほしい。今回のご提案を通じて園芸作物に興味が湧いた方は、ぜひともご連絡いただきたい」と挨拶。
講習会では同センター担当者より、それぞれ担当作物を解説し、取り組みを呼び掛けました。
・『水田転換畑での野菜栽培のすすめ』
紹介品目:にんじん、白ねぎ、たまねぎ、えごま、ごま、しょうがなど
各種品目の取り組み概要・栽培暦の紹介
にんじん・白ねぎ出荷組合の活動実績・経営収支の紹介
└ 上記2品目は機械作業が確立しており、作業時間が従来より短縮されている
・『花き品目の紹介と導入のポイント』
紹介品目:シャクヤク、盆組花系統(小菊、アスター、ケイトウなど)
栽培暦の紹介と病害虫防除についての紹介と、切り花出荷に関する諸注意
・『果樹の推進品目について』
└「路地果樹栽培事例と水稲育苗ハウスを活用したポット果樹の紹介」
紹介品目:もも、いちじく、かき、ポット果樹(ぶどう、小粒いちじく)
栽培事例・経営収支の紹介と導入経緯の解説
また、JAあおばからは、中小かぶ『もものすけ』の作付経緯と栽培暦の紹介、富山カンカン野菜をはじめとしたおすすめ野菜品目の紹介を行いました。
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズ しょうが
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズの一年を締めくくるしょうが反省会が12月20日(木)に開催されました。
富山農林振興センター担い手支援課の林主任から、平成30年産栽培の振り返りと、次年度に向けた課題について反省会を実施しました。今年は異常気象とも呼べるほどの酷暑と、8月下旬~9月上旬の記録的豪雨により、不作の一年に。
特に、7月中旬~8月上旬の猛暑で圃場全体が乾燥し生育が著しく停滞したため、次年度は今年度の酷暑を踏まえた乾燥対策を重点的に取り組む方針です。
浅地忠彦組合長は「しょうが栽培を通じて、生産者の皆さんの健康増進に一役買いつつ、所得へつながることが一番の喜び。しょうがの健康パワーをもっと会員皆さんで分かち合えたら」と話します。
反省会後には、富山県薬用植物指導センターの大江 勇上席専門員からの講演が行われ、「JAあおばが取り組むしょうがの効能、その他の薬用作物について」をテーマに、薬用作物の定義やその役割、国内での流通など、薬用作物全体の講義としょうがの効能について話しました。
JAあおば クワイ(慈姑) 初出荷
おせち料理で知られるクワイ(慈姑)の初出荷が、12月25日(火)にJAあおば管内より行われました。
皆さんは「クワイ(慈姑)」という野菜をご存知ですか?
クワイとは、オモダカ科の植物で水生植物の一種。燕尾草とも呼ばれ、特徴は丸い塊茎とそこから思い切り飛び出した芽。この2つはどちらも食用として、古くから縁起物として食べられています。
最もクワイを目にかけるタイミングはおせち料理の煮物。勢いよく飛び出した芽を『芽出たい(めでたい)』として縁起を担ぐのが主流だそうです。また、天高く芽が出るため、出世を願う意味合いも持っているとか。
市場からの要望を受け、それに応える形で実現した今回の初出荷。今年は少量を試験的に出荷し、来年以降も需要があれば増産を進める予定です。この日は約250個を市場へと出荷しました。
JAあおば お米のこと 業務用米 つくばSD2号 ゆうだい21
JAあおばは12月17日(月)に、八尾コミュニティセンターで次年度の栽培取り組みに向けて「平成31年産 業務用米生産推進大会」を開催しました。
主食用米の需要が年々減少する中、米市場において注目されている業務用米は、主にコンビニおにぎりや弁当として用いられており、その市場規模は年々拡大傾向にあります。また、JAあおばでは業務用米品種を昨年より本格作付を開始しました。
平成31年度はさらに作付面積を拡大すべく『つくばSD2号』の目標作付面積を200haに設定し、生産者の皆様への取り組みをお願いしています。
大会では、富山農林振興センター斎藤祐三子富山南部班長より、平成30年産業務用米の作付実績を始め、生育概況を報告。平成31年に向けた収量安定対策を紹介しました。
JAあおば事務局からは、平成31年度の作付方針及び生産・出荷・販売体制について報告。次年度からの直播栽培や自己乾燥調製の解禁など、目標作付面積200haに向けて、受入範囲を拡大し、生産拡大に向けて取り組みを行います。