広報のこと

JAあおばの活動などを、随時発信していきます

農業について

JAあおば 食のこと あおばの里 ほほえみ館 イベント 直売所イベント

ほほえみ館 5周年を記念したイベントを開催

 JAあおば農産物直売所「あおばの里 ほほえみ館」の5周年を記念したイベントが6月22日(土)23日(日)に開かれました。ほほえみ館は婦中地区の農産物直売所として2014年にオープン。
 地域の皆様には日ごろからご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 記念イベントではあおば産コシヒカリを特別価格で販売や、特産加工品・Aコープ商品の特価販売など、店内でのセール販売を行ったほか、店舗前でのテントにて、お楽しみコーナーを開催。あおば管内産にんじんの詰め放題や、地元野菜を使った焼きそばに、農産物直売会のお手製コロッケなど、数々の催しを行いました。

 今後もほほえみ館では肉の日や季節ごとのイベントなど、お客様へ喜んでいただける催しを企画してまいります。これからもよろしくお願いいたします。





農業について

(株)グリーンパワーあおば たまねぎ 作業風景 大山地区

GPあおばの玉ねぎ 初収穫作業を行いました

 JA出資型農業法人(株)グリーンパワーあおば(以下GPあおば)で実施中の玉ねぎ試験栽培の収穫作業が6月17日(月)から21日(金)にかけて行われました。GPあおばは大山地区内にモデル圃場として約1ヘクタールで玉ねぎの栽培を実施。また、この試験栽培は昨年10月末より新規に着手されたもので、今回が初めての収穫作業となりました。
 GPあおばは今年3月1日に大山事業所を開所しましたが、大山地区での活動は昨年時点から進行していました。業務は農作業受委託のほか、自社内での水稲や園芸作物などの栽培も各地区で行う方針で、今回の玉ねぎ栽培は県全体で栽培面積の拡大を目指す作物として、GPあおばでも栽培に着手しました。

 玉ねぎの収穫作業は主に「とう立ちの抜き取り作業」「根葉切り作業」「掘り取り作業」の3つに分かれます。玉ねぎは収穫適期になると、高く立ち上がった玉ねぎの葉が次々と倒伏するようになります。
 収穫はこの倒伏が大部分に波及してから開始されます。この時、とう立ちした玉ねぎは根茎内が固く味が落ちる要因となるため、作業前に抜き取り作業を行います。「根葉切り作業」(写真左下)は玉ねぎの根茎部分と葉を切り取り、この後の掘り取り作業を行う上で作業の妨げとなる根葉を除去する作業です。「掘り取り作業」(写真右下)は文字通り最後に残った商品となる玉ねぎを圃場から掘り上げる作業となります。

 現在GPあおばは婦中事業所と大山事業所にて作業を行っております。また、大山事業所は地区内にモデル圃場を設置した上での事業を展開中です。これからも活動報告は行っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。





農業について

JAあおば あおば興産(株) 八尾地区 水田フル活用栽培推進研修会 農機実演会

水田フル活用を農業者へアピール 栽培推進研修会を開催

 JAあおばグループJAあおばとあおば興産(株)が主催する、水田フル活用栽培推進研修会が6月15日(土)に開かれました。本会は、生産者の皆様へ冬季や転作などで水田をフル活用する上でJAあおばが進める一億円産地づくり作物や各種園芸作物への取り組みを報告し、農業所得増大の機会作りと各作物の生産農家の増加を目標として毎年開催しています。今回は「にんじん」と「玉ねぎ」を中心に研修を行ったほか、土壌診断に基づく排水対策についての報告を行いました。研修後には3社合同の農業機械実演会を行い、最新農業機械を生産者へ披露しました。

 富山県農林振興センターから、一億円産地づくり品目として「にんじん」「玉ねぎ」を紹介。作付実績の紹介と合わせて栽培のメリットを生産者へ報告しました。また、玉ねぎは昨年より試験栽培を実施したもので、今年度が初めての収穫作業。取り組み概要として生育経過と収穫状況を報告しました。

 富山広域普及指導センターからは、「土壌診断に基づく効果的な排水対策」を紹介。水田フル活用において、水田転換畑は通常の畑と違い、土壌が水田向けに改良されているため排水を効率よく行いにくい特徴があります。排水性が悪い圃場では根張りが悪くなったり、生育不良を起こしたり、さらには病害を誘発するなどの危険性が高まります。
 研修内ではこうした排水不良が起こすデメリットを紹介しつつ、土壌診断別の排水改善対策について講演を行いました。また、写真による実例を交えた実際に行っている排水対策方法の紹介も行いました。

 研修後は、農事組合法人ふかだんの圃場をお借りして、農業機械実演会を実施。耕運機やドローン、草刈り機など、農業機械の実演を行いました。





農業について

農業のこと JAあおば花き出荷組合 シャクヤク 目揃会 出荷最盛期

令和元年産シャクヤクの目揃会を開催

 JAあおば花き出荷組合の令和元年産シャクヤクは5月1日(水)より出荷が始まり、5月13日(月)に最盛期を迎えました。
 この日は出荷と合わせて生産者約50人に向けた目揃会を開催し、生産者へ今年の気象経過をもとに、「切り前」を確認しました。

切り前とは?
 シャクヤクの出荷規格のことを「切り前」と呼びます。
 シャクヤクは開花した状態ではなく、開花直前のつぼみの状態で出荷します。
 出荷から店頭へ並び、お客様がお買い求めするまでの期間を、生産者自らがつぼみを確認して開花日を予測し、適当なものを収穫、選別、梱包します。
 品種ごとに固さや開き具合など出荷に適した「切り前」は異なるため、目揃会は実際に出荷に適した段階のつぼみをもつシャクヤクを生産者全員で確認し、「切り前」の周知・共有を図る目的があります。

 JAあおば花き出荷組合は現在58農家がシャクヤク栽培に取り組んでおり、今年は5万本の出荷を見込んでいます。

 また、今回は4県、5か所から花き市場の担当者を招き、市場ごとの出荷状況を伺いました。担当者からは「今年は4月が低気温で推移したため、出荷初期は全体的に大きさにばらつきが出やすくなっていた。生産者の皆様には切り前を徹底していただき、安定したシャクヤク出荷をお願いしたい」、「あおばのシャクヤクは選別がしっかりしている。長期的な出荷を期待したい」と話しました。
 この日、目揃会当日には5,650本/16品種が市場へと出荷されました。





農業について

お米のこと 早期栽培米 ミネラル栽培 てんたかく

早期栽培米の田植えが行われました

 早期ミネラル栽培米の田植えが4月17日(水)に行われました。

 この日、田んぼに植えられたのは平成16年に登場した富山県米「てんたかく」。

 早期栽培は「早場米」とも呼ばれることもあり、通常の田植え時期が5月中旬となる中、早期栽培では4月中旬に田植えを開始します。作付開始時期を早めることで、普段の水稲よりも約2か月ほど早い収穫を可能とします。

 また、この早期栽培米はミネラル栽培と呼ばれる栽培方法でも作られており、水に富山県の海洋深層水、そして肥料にミネラル肥料を使われることが特徴です。
 ミネラル栽培米は、ふっくらとした炊き上がりかつ冷めてもおいしいお米へと育ちます。炊き立てを楽しむだけでなく、おにぎりやお弁当にもおすすめしたいお米です。

 今回田植えされた早期ミネラル栽培米「てんたかく」は、毎年9月開催の八尾町伝統行事『おわら風の盆』での出荷を予定しています。
 『おわら風の盆』会場での販売のほか、営農経済センターでも数量限定で発売されます。お買い求めはお早めに。