JAあおばの活動などを、随時発信していきます
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズ しょうが
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズの一年を締めくくるしょうが反省会が12月20日(木)に開催されました。
富山農林振興センター担い手支援課の林主任から、平成30年産栽培の振り返りと、次年度に向けた課題について反省会を実施しました。今年は異常気象とも呼べるほどの酷暑と、8月下旬~9月上旬の記録的豪雨により、不作の一年に。
特に、7月中旬~8月上旬の猛暑で圃場全体が乾燥し生育が著しく停滞したため、次年度は今年度の酷暑を踏まえた乾燥対策を重点的に取り組む方針です。
浅地忠彦組合長は「しょうが栽培を通じて、生産者の皆さんの健康増進に一役買いつつ、所得へつながることが一番の喜び。しょうがの健康パワーをもっと会員皆さんで分かち合えたら」と話します。
反省会後には、富山県薬用植物指導センターの大江 勇上席専門員からの講演が行われ、「JAあおばが取り組むしょうがの効能、その他の薬用作物について」をテーマに、薬用作物の定義やその役割、国内での流通など、薬用作物全体の講義としょうがの効能について話しました。
JAあおば クワイ(慈姑) 初出荷
おせち料理で知られるクワイ(慈姑)の初出荷が、12月25日(火)にJAあおば管内より行われました。
皆さんは「クワイ(慈姑)」という野菜をご存知ですか?
クワイとは、オモダカ科の植物で水生植物の一種。燕尾草とも呼ばれ、特徴は丸い塊茎とそこから思い切り飛び出した芽。この2つはどちらも食用として、古くから縁起物として食べられています。
最もクワイを目にかけるタイミングはおせち料理の煮物。勢いよく飛び出した芽を『芽出たい(めでたい)』として縁起を担ぐのが主流だそうです。また、天高く芽が出るため、出世を願う意味合いも持っているとか。
市場からの要望を受け、それに応える形で実現した今回の初出荷。今年は少量を試験的に出荷し、来年以降も需要があれば増産を進める予定です。この日は約250個を市場へと出荷しました。
JAあおば お米のこと 業務用米 つくばSD2号 ゆうだい21
JAあおばは12月17日(月)に、八尾コミュニティセンターで次年度の栽培取り組みに向けて「平成31年産 業務用米生産推進大会」を開催しました。
主食用米の需要が年々減少する中、米市場において注目されている業務用米は、主にコンビニおにぎりや弁当として用いられており、その市場規模は年々拡大傾向にあります。また、JAあおばでは業務用米品種を昨年より本格作付を開始しました。
平成31年度はさらに作付面積を拡大すべく『つくばSD2号』の目標作付面積を200haに設定し、生産者の皆様への取り組みをお願いしています。
大会では、富山農林振興センター斎藤祐三子富山南部班長より、平成30年産業務用米の作付実績を始め、生育概況を報告。平成31年に向けた収量安定対策を紹介しました。
JAあおば事務局からは、平成31年度の作付方針及び生産・出荷・販売体制について報告。次年度からの直播栽培や自己乾燥調製の解禁など、目標作付面積200haに向けて、受入範囲を拡大し、生産拡大に向けて取り組みを行います。
富山県JAグループ JA富山県大会 JAあおば
第47回JA富山県大会が11月20日(火)に富山県JA会館で開催。議案決議及び表彰を行いました。
伊藤孝邦大会委員長が開会挨拶をされた後、表彰式が行われ、優良JA及び個人生産者、法人・任意団体がそれぞれ表彰。役員功労表彰として、JAあおば杉林啓一代表理事組合長を含む富山県JAの組合長・役員33名が表彰を受けました。
大会後は記念講演として、慶応義塾大学名誉教授・立教大学特任教授の金子勝さんによる講演会も行われました。
農業のこと 大豆 婦中地区
JAあおば管内産大豆の初検査が11月15日(木)に婦中農業倉庫で開かれました。
当JAでは大豆品種「エンレイ」「シュウレイ」「オオツル」を主に栽培しており、今回検査が行われたのは「エンレイ」品種。大粒30kg入りの1760袋が検査され、1,093袋が3等に格付けされました。
また初検査セレモニーでは、富山農林振興センターより平成30年産大豆の生育概況が報告されました。本年の品質は前年に比べ品質は向上しており、被害粒が前年よりやや減少。紫斑病粒の発生は少なく、総子実量、品質は概ね平年並みと見込まれています。