広報のこと

JAあおばの活動などを、随時発信していきます

農業について

JAあおば あおば興産(株) 八尾地区 水田フル活用栽培推進研修会 農機実演会

水田フル活用を農業者へアピール 栽培推進研修会を開催

 JAあおばグループJAあおばとあおば興産(株)が主催する、水田フル活用栽培推進研修会が6月15日(土)に開かれました。本会は、生産者の皆様へ冬季や転作などで水田をフル活用する上でJAあおばが進める一億円産地づくり作物や各種園芸作物への取り組みを報告し、農業所得増大の機会作りと各作物の生産農家の増加を目標として毎年開催しています。今回は「にんじん」と「玉ねぎ」を中心に研修を行ったほか、土壌診断に基づく排水対策についての報告を行いました。研修後には3社合同の農業機械実演会を行い、最新農業機械を生産者へ披露しました。

 富山県農林振興センターから、一億円産地づくり品目として「にんじん」「玉ねぎ」を紹介。作付実績の紹介と合わせて栽培のメリットを生産者へ報告しました。また、玉ねぎは昨年より試験栽培を実施したもので、今年度が初めての収穫作業。取り組み概要として生育経過と収穫状況を報告しました。

 富山広域普及指導センターからは、「土壌診断に基づく効果的な排水対策」を紹介。水田フル活用において、水田転換畑は通常の畑と違い、土壌が水田向けに改良されているため排水を効率よく行いにくい特徴があります。排水性が悪い圃場では根張りが悪くなったり、生育不良を起こしたり、さらには病害を誘発するなどの危険性が高まります。
 研修内ではこうした排水不良が起こすデメリットを紹介しつつ、土壌診断別の排水改善対策について講演を行いました。また、写真による実例を交えた実際に行っている排水対策方法の紹介も行いました。

 研修後は、農事組合法人ふかだんの圃場をお借りして、農業機械実演会を実施。耕運機やドローン、草刈り機など、農業機械の実演を行いました。





農業について

農業のこと JAあおば花き出荷組合 シャクヤク 目揃会 出荷最盛期

令和元年産シャクヤクの目揃会を開催

 JAあおば花き出荷組合の令和元年産シャクヤクは5月1日(水)より出荷が始まり、5月13日(月)に最盛期を迎えました。
 この日は出荷と合わせて生産者約50人に向けた目揃会を開催し、生産者へ今年の気象経過をもとに、「切り前」を確認しました。

切り前とは?
 シャクヤクの出荷規格のことを「切り前」と呼びます。
 シャクヤクは開花した状態ではなく、開花直前のつぼみの状態で出荷します。
 出荷から店頭へ並び、お客様がお買い求めするまでの期間を、生産者自らがつぼみを確認して開花日を予測し、適当なものを収穫、選別、梱包します。
 品種ごとに固さや開き具合など出荷に適した「切り前」は異なるため、目揃会は実際に出荷に適した段階のつぼみをもつシャクヤクを生産者全員で確認し、「切り前」の周知・共有を図る目的があります。

 JAあおば花き出荷組合は現在58農家がシャクヤク栽培に取り組んでおり、今年は5万本の出荷を見込んでいます。

 また、今回は4県、5か所から花き市場の担当者を招き、市場ごとの出荷状況を伺いました。担当者からは「今年は4月が低気温で推移したため、出荷初期は全体的に大きさにばらつきが出やすくなっていた。生産者の皆様には切り前を徹底していただき、安定したシャクヤク出荷をお願いしたい」、「あおばのシャクヤクは選別がしっかりしている。長期的な出荷を期待したい」と話しました。
 この日、目揃会当日には5,650本/16品種が市場へと出荷されました。





農業について

お米のこと 早期栽培米 ミネラル栽培 てんたかく

早期栽培米の田植えが行われました

 早期ミネラル栽培米の田植えが4月17日(水)に行われました。

 この日、田んぼに植えられたのは平成16年に登場した富山県米「てんたかく」。

 早期栽培は「早場米」とも呼ばれることもあり、通常の田植え時期が5月中旬となる中、早期栽培では4月中旬に田植えを開始します。作付開始時期を早めることで、普段の水稲よりも約2か月ほど早い収穫を可能とします。

 また、この早期栽培米はミネラル栽培と呼ばれる栽培方法でも作られており、水に富山県の海洋深層水、そして肥料にミネラル肥料を使われることが特徴です。
 ミネラル栽培米は、ふっくらとした炊き上がりかつ冷めてもおいしいお米へと育ちます。炊き立てを楽しむだけでなく、おにぎりやお弁当にもおすすめしたいお米です。

 今回田植えされた早期ミネラル栽培米「てんたかく」は、毎年9月開催の八尾町伝統行事『おわら風の盆』での出荷を予定しています。
 『おわら風の盆』会場での販売のほか、営農経済センターでも数量限定で発売されます。お買い求めはお早めに。




農業について

JAあおば お米のこと 育苗作業 第1号

お米の春作業が進行中です


 JAあおばのカントリーエレベーターで平成31年…改め令和元年産水稲の育苗作業が進行中です!各地区のカントリーエレベーターでは全自動播種機を用いた機械作業で播種を行っています。
 播種には主に3つの重要な要素が存在します。

① 床土
 水稲の根っこをしっかりと定着させる上で欠かせない土が床土です。
 栄養価と通気性に優れた軽い土が好まれ、まずはこれを育苗箱の底へ敷き詰めます。




② 播種
 専用の播種プラントを用いて、床土の上から種もみを均一になるように蒔きます。




③ 覆土
 種もみの上から土を被せることを覆土といいます。種が発芽しやすいように適切な厚さを均一に被せています。





 こうして育苗箱での播種と水やりを終えた水稲種子たちは、種子が発芽するまで育苗器(発芽に適した環境を用意した部屋や施設)で約3日間保管されます。発芽した苗は育苗ハウスへと搬入され、次は1枚目の葉を大事にまっすぐ育てるための緑化期へと移っていきます。(次回へ続く)


農業について

(株)グリーンパワーあおば GPあおば 大山地区 大山事業所 開所式

(株)グリーンパワーあおば『大山事業所』開所式が執り行われる

 (株)グリーンパワーあおば 大山事業所が平成31年3月1日(金)より始動しました。同日には開所式が執り行われ、役職員42人が参加しました。

 (株)グリーンパワーあおばは、旧鵜坂農業協同組合の子会社「(株)グリーンパワーうさか」を前身とするJA出資型農業法人です。同法人では、平成30年3月1日より組織再編を行い、大山地区での事業展開に向けた準備を進めてきました。この度新生「大山事業所」として本格始動します。

 開所式では、(株)グリーンパワーあおば藤井儀隆代表取締役が「大山事業所の設立にあたり、地域戦略と事業戦略の2点を重視し取り組んできた。昨年秋からは新たに玉ねぎの試験栽培も開始し、今後も第2弾として事業の拡大などを検討している。地域の振興、活性化に向けて邁進していきたい」と挨拶。
 その後、JAあおば・(株)グリーンパワーあおばの役職員によるテープカット式と営農支援課職員による決意表明が行われました。

 (株)グリーンパワーあおば大山事業所では農地保全を主な取り組みとし、今後は農作業受委託及び農機貸出を行っていきます。耕作面積は22haで(平成31年度3月現在)、栽培作物は水稲・大麦・園芸作物・えごまなどに取り組みます。