JAあおばの活動などを、随時発信していきます
JAあおば お米のこと コシヒカリ てんたかく 業務用米 八尾コミュニティセンター
令和1年産あおば米生産推進大会が7月17日(水)に開催され、あおば米生産者へ概況説明に関する講演と栽培管理についての研修を行いました。
講演は(株)神明より米穀情勢について行われ、国内外の需給環境に基づいて変化する米事業拡大への取り組みを紹介。日本国内の米に関する受給環境の報告では、主食用米と一人あたりの米消費量は年々減少傾向にある一方で、業務用米のニーズは増加傾向にあると話され、担当者は需給バランスが生産者と実需者でズレが起こっている現状を踏まえ「販売先をしっかりと確保し、供給不安を解消することが必要である」と話されました。
講演後に行われた研修会では富山農林振興センターから平成30年産のあおば米の総括及び反省点を紹介。7月以降の栽培管理及び出荷までの作業確認を行いました。また、カメムシが昨年多発したことを踏まえ、令和1年産に向けてカメムシを含む病害虫に対し、適期の本田防除の徹底を呼び掛けました。
農業のこと にんじん 夏野菜 収穫作業
7月より、JAあおば管内での春蒔きにんじん収穫作業が進行中です。7月2日(火)には、婦中地区での収穫作業が開始しました。
JAあおばでは一億円産地づくり品目として、にんじんの生産拡大に向けた取り組みを進めており、平成30年度は約10haでの栽培を行い、今年度も増産を進めています。平成24年には畝立て播種機と収穫機を導入し、平成26年には「JAあおばにんじん出荷組合」を設立しました。
作業では、にんじん収穫機を使い、収穫・選別作業を行いました。この後、収穫したにんじんを調製施設へと移動し、出荷規格を整えての出荷作業を行います。
※令和元年7月9日
一部字句を修正しました。
JAあおば 食のこと あおばの里 ほほえみ館 イベント 直売所イベント
JAあおば農産物直売所「あおばの里 ほほえみ館」の5周年を記念したイベントが6月22日(土)23日(日)に開かれました。ほほえみ館は婦中地区の農産物直売所として2014年にオープン。
地域の皆様には日ごろからご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
記念イベントではあおば産コシヒカリを特別価格で販売や、特産加工品・Aコープ商品の特価販売など、店内でのセール販売を行ったほか、店舗前でのテントにて、お楽しみコーナーを開催。あおば管内産にんじんの詰め放題や、地元野菜を使った焼きそばに、農産物直売会のお手製コロッケなど、数々の催しを行いました。
今後もほほえみ館では肉の日や季節ごとのイベントなど、お客様へ喜んでいただける催しを企画してまいります。これからもよろしくお願いいたします。
(株)グリーンパワーあおば たまねぎ 作業風景 大山地区
JA出資型農業法人(株)グリーンパワーあおば(以下GPあおば)で実施中の玉ねぎ試験栽培の収穫作業が6月17日(月)から21日(金)にかけて行われました。GPあおばは大山地区内にモデル圃場として約1ヘクタールで玉ねぎの栽培を実施。また、この試験栽培は昨年10月末より新規に着手されたもので、今回が初めての収穫作業となりました。
GPあおばは今年3月1日に大山事業所を開所しましたが、大山地区での活動は昨年時点から進行していました。業務は農作業受委託のほか、自社内での水稲や園芸作物などの栽培も各地区で行う方針で、今回の玉ねぎ栽培は県全体で栽培面積の拡大を目指す作物として、GPあおばでも栽培に着手しました。
玉ねぎの収穫作業は主に「とう立ちの抜き取り作業」「根葉切り作業」「掘り取り作業」の3つに分かれます。玉ねぎは収穫適期になると、高く立ち上がった玉ねぎの葉が次々と倒伏するようになります。
収穫はこの倒伏が大部分に波及してから開始されます。この時、とう立ちした玉ねぎは根茎内が固く味が落ちる要因となるため、作業前に抜き取り作業を行います。「根葉切り作業」(写真左下)は玉ねぎの根茎部分と葉を切り取り、この後の掘り取り作業を行う上で作業の妨げとなる根葉を除去する作業です。「掘り取り作業」(写真右下)は文字通り最後に残った商品となる玉ねぎを圃場から掘り上げる作業となります。
現在GPあおばは婦中事業所と大山事業所にて作業を行っております。また、大山事業所は地区内にモデル圃場を設置した上での事業を展開中です。これからも活動報告は行っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。
JAあおば あおば興産(株) 八尾地区 水田フル活用栽培推進研修会 農機実演会
JAあおばグループJAあおばとあおば興産(株)が主催する、水田フル活用栽培推進研修会が6月15日(土)に開かれました。本会は、生産者の皆様へ冬季や転作などで水田をフル活用する上でJAあおばが進める一億円産地づくり作物や各種園芸作物への取り組みを報告し、農業所得増大の機会作りと各作物の生産農家の増加を目標として毎年開催しています。今回は「にんじん」と「玉ねぎ」を中心に研修を行ったほか、土壌診断に基づく排水対策についての報告を行いました。研修後には3社合同の農業機械実演会を行い、最新農業機械を生産者へ披露しました。
富山県農林振興センターから、一億円産地づくり品目として「にんじん」「玉ねぎ」を紹介。作付実績の紹介と合わせて栽培のメリットを生産者へ報告しました。また、玉ねぎは昨年より試験栽培を実施したもので、今年度が初めての収穫作業。取り組み概要として生育経過と収穫状況を報告しました。
富山広域普及指導センターからは、「土壌診断に基づく効果的な排水対策」を紹介。水田フル活用において、水田転換畑は通常の畑と違い、土壌が水田向けに改良されているため排水を効率よく行いにくい特徴があります。排水性が悪い圃場では根張りが悪くなったり、生育不良を起こしたり、さらには病害を誘発するなどの危険性が高まります。
研修内ではこうした排水不良が起こすデメリットを紹介しつつ、土壌診断別の排水改善対策について講演を行いました。また、写真による実例を交えた実際に行っている排水対策方法の紹介も行いました。
研修後は、農事組合法人ふかだんの圃場をお借りして、農業機械実演会を実施。耕運機やドローン、草刈り機など、農業機械の実演を行いました。