JAあおばの活動などを、随時発信していきます
お米のこと 早期栽培米 ミネラル栽培 てんたかく
早期ミネラル栽培米の田植えが4月17日(水)に行われました。
この日、田んぼに植えられたのは平成16年に登場した富山県米「てんたかく」。
早期栽培は「早場米」とも呼ばれることもあり、通常の田植え時期が5月中旬となる中、早期栽培では4月中旬に田植えを開始します。作付開始時期を早めることで、普段の水稲よりも約2か月ほど早い収穫を可能とします。
また、この早期栽培米はミネラル栽培と呼ばれる栽培方法でも作られており、水に富山県の海洋深層水、そして肥料にミネラル肥料を使われることが特徴です。
ミネラル栽培米は、ふっくらとした炊き上がりかつ冷めてもおいしいお米へと育ちます。炊き立てを楽しむだけでなく、おにぎりやお弁当にもおすすめしたいお米です。
今回田植えされた早期ミネラル栽培米「てんたかく」は、毎年9月開催の八尾町伝統行事『おわら風の盆』での出荷を予定しています。
『おわら風の盆』会場での販売のほか、営農経済センターでも数量限定で発売されます。お買い求めはお早めに。
JAあおば お米のこと 育苗作業 第1号
JAあおばのカントリーエレベーターで平成31年…改め令和元年産水稲の育苗作業が進行中です!各地区のカントリーエレベーターでは全自動播種機を用いた機械作業で播種を行っています。
播種には主に3つの重要な要素が存在します。
① 床土
水稲の根っこをしっかりと定着させる上で欠かせない土が床土です。
栄養価と通気性に優れた軽い土が好まれ、まずはこれを育苗箱の底へ敷き詰めます。
② 播種
専用の播種プラントを用いて、床土の上から種もみを均一になるように蒔きます。
③ 覆土
種もみの上から土を被せることを覆土といいます。種が発芽しやすいように適切な厚さを均一に被せています。
こうして育苗箱での播種と水やりを終えた水稲種子たちは、種子が発芽するまで育苗器(発芽に適した環境を用意した部屋や施設)で約3日間保管されます。発芽した苗は育苗ハウスへと搬入され、次は1枚目の葉を大事にまっすぐ育てるための緑化期へと移っていきます。(次回へ続く)
(株)グリーンパワーあおば GPあおば 大山地区 大山事業所 開所式
(株)グリーンパワーあおば 大山事業所が平成31年3月1日(金)より始動しました。同日には開所式が執り行われ、役職員42人が参加しました。
(株)グリーンパワーあおばは、旧鵜坂農業協同組合の子会社「(株)グリーンパワーうさか」を前身とするJA出資型農業法人です。同法人では、平成30年3月1日より組織再編を行い、大山地区での事業展開に向けた準備を進めてきました。この度新生「大山事業所」として本格始動します。
開所式では、(株)グリーンパワーあおば藤井儀隆代表取締役が「大山事業所の設立にあたり、地域戦略と事業戦略の2点を重視し取り組んできた。昨年秋からは新たに玉ねぎの試験栽培も開始し、今後も第2弾として事業の拡大などを検討している。地域の振興、活性化に向けて邁進していきたい」と挨拶。
その後、JAあおば・(株)グリーンパワーあおばの役職員によるテープカット式と営農支援課職員による決意表明が行われました。
(株)グリーンパワーあおば大山事業所では農地保全を主な取り組みとし、今後は農作業受委託及び農機貸出を行っていきます。耕作面積は22haで(平成31年度3月現在)、栽培作物は水稲・大麦・園芸作物・えごまなどに取り組みます。
JA女性部 八尾地区 八尾支部 手芸教室 クッションカバー
女性部八尾支部は2月5日(火)に八尾営農経済センターで手芸教室を開催。
女性部員13人が参加し、北日本新聞特製ハンドタオルを使ってのクッションカバー作りに挑戦しました。
今回の手芸教室は、北日本新聞 八尾販売店の協力の下で実施されたもので、カバー用の生地として北日本新聞の特製タオルをご提供いただきました。
作ったカバーは、38cm四方のクッションに合う大きさで、普段使いのクッションはもちろん、椅子やソファーでも使える大きさです。講師の方の指導を受けた参加者の皆さんは、タオルの両端とファスナー箇所を裏からそれぞれ手縫いし、縫い目が見えないように作業をしました。
講師からは「紐を縫い付けることで椅子用クッションに固定することもできます。100円ショップのクッションを自分なりにアレンジしてみて下さいね」と呼びかけ。裁縫の合間に部員同士で会話を楽しみながら手芸に没頭し、出来上がったクッションを抱きしめながら出来栄えを互いに評価しあっていました。
八尾地域農業者協議会 JAあおば 八尾地区 柏原ゆきよ管理栄養士
八尾地域農業者協議会が1月31日(木)に八尾営農経済センターにて開催した研修会で、一般社団法人日本健康食育協会 柏原ゆきよ代表理事によるご飯食についての講演が行われました。
八尾地域農業者協議会会長 西田さんは開会に際し、「今回の研修は米作りや栽培についてではなく、より身近な『食』についてであり、普段とは異なる角度から学んでいただきたい」と挨拶。
研修会には柏原ゆきよさんを講師に招き、「心と体が元氣になる『ごはん生活』のススメ」をテーマに約2時間の講演を行いました。柏原さんはYoutubeチャンネルで食生活についての解説や著書『疲れない体を作る疲れない食事(PHP研究所)』など、「ご飯とみそ汁中心の食生活」を提唱されています。
講義では、最初に高齢者の健康問題として「平均寿命」と「健康寿命」の差が述べられました。日常生活に制限がない期間を「健康寿命」とし、その期間と現代人の寿命の差が広がっていることを指摘。この「健康寿命」の延伸と密接に関わっている「脳」の健康維持に必要なものとして、ブドウ糖(炭水化物)の摂取が挙げられ、さらにこれを最も効果的に摂取できる食品としてお米の重要性をアピールしました。
また、現代日本人のカロリー摂取量は70年代を境に減少している中で『現代人はカロリー不足』へと話題は移ります。カロリー摂取量の内訳では炭水化物の摂取割合が主に減少しており、十分なカロリーを摂取する上で炭水化物の摂取量を増やすことを勧めつつ、「お味噌汁といっしょに食べる」「よく噛んで食べる」「楽しい気分で食べる」など、食べ方によって大きく変わるお米の健康効果を紹介。おかずを摂りすぎず、ごはんと大豆をバランスよく摂れる『一汁一菜』生活への取り組みを参加者の皆様へ呼びかけました。
柏原さんは「健康で長生きされる人ほどよく食べる傾向にあります。お米を作ってくださっている皆様だからこそ、しっかりと朝昼晩にご飯を食べてほしい。理想は1日2合です」と話し、参加者からは1日の食べる量の多さに驚く声が上がっていました。