JAあおばの活動などを、随時発信していきます
JAあおば 農業のこと 生産推進大会
JAあおばは園芸生産推進大会を1月30日(水)に八尾コミュニティーセンターで開催。富山農林振興センターと合同で、参加者約140名に向けて次年度の園芸作物についての紹介と推進を行いました。
来賓の富山農林振興センター中井正樹担い手支援課長より「富山は水田と切り離せない県です。その中でどのように経営を安定させていくかという点において、園芸作物という可能性へ目を向けてほしい。今回のご提案を通じて園芸作物に興味が湧いた方は、ぜひともご連絡いただきたい」と挨拶。
講習会では同センター担当者より、それぞれ担当作物を解説し、取り組みを呼び掛けました。
・『水田転換畑での野菜栽培のすすめ』
紹介品目:にんじん、白ねぎ、たまねぎ、えごま、ごま、しょうがなど
各種品目の取り組み概要・栽培暦の紹介
にんじん・白ねぎ出荷組合の活動実績・経営収支の紹介
└ 上記2品目は機械作業が確立しており、作業時間が従来より短縮されている
・『花き品目の紹介と導入のポイント』
紹介品目:シャクヤク、盆組花系統(小菊、アスター、ケイトウなど)
栽培暦の紹介と病害虫防除についての紹介と、切り花出荷に関する諸注意
・『果樹の推進品目について』
└「路地果樹栽培事例と水稲育苗ハウスを活用したポット果樹の紹介」
紹介品目:もも、いちじく、かき、ポット果樹(ぶどう、小粒いちじく)
栽培事例・経営収支の紹介と導入経緯の解説
また、JAあおばからは、中小かぶ『もものすけ』の作付経緯と栽培暦の紹介、富山カンカン野菜をはじめとしたおすすめ野菜品目の紹介を行いました。
JAあおば 生産組合長会議 大沢野地区 大山地区 婦中地区 八尾地区
平成31年度生産組合長会議が1月26日(土)に大沢野・八尾地区、27日(日)に大山・婦中地区で開催されました。
今年度より新たに生産組合長となった生産者の皆様へ、平成30年産水稲概況及び次年度目標の報告を行いました。
富山県における平成30年産米は作況指数102で全国平均作況指数98を上回り、収量も昨年より増加。品質は良好となりました。31年度も引き続き収量・品質アップに向けて作付を行う中で、平成31年度は30年度の記録的な酷暑を受け、気象変動に強い稲体作りを中心に溝掘り・中干しといった基盤作りの徹底を呼びかけるとともに、暖冬の影響で増加が予測されるカメムシ対策において生息密度を下げるための春先からの雑草対策への取り組みを推奨しました。
その他、次年度生産数量目標の報告と富山米新品種『富富富』や業務用米『つくばSD2号』への取り組み推進を行い、次年度への水稲作付に向けた準備をお願いしました。
JA直売所 あおばの里 ほほえみ館
JA農産物直売所「あおばの里ほほえみ館」は1月19日(土)に、店舗前でぜんざいの無償配布を行いました。
日ごろJA直売所に来店される方へ、より温かいサービスを目指して、定期的に地区内生産者と協力して無償配布を行っています。
今回はぜんざいの無償配布のほか、特製豚汁の限定販売も行いました。
具材には管内野菜をふんだんに使い、豚汁の豚肉も昨年の12月より販売を開始した婦中地区産豚肉を使用。
買い物を終えたお客様の皆さんが、優しい汁物で温まる様子が見られました。
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズ しょうが
JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズの一年を締めくくるしょうが反省会が12月20日(木)に開催されました。
富山農林振興センター担い手支援課の林主任から、平成30年産栽培の振り返りと、次年度に向けた課題について反省会を実施しました。今年は異常気象とも呼べるほどの酷暑と、8月下旬~9月上旬の記録的豪雨により、不作の一年に。
特に、7月中旬~8月上旬の猛暑で圃場全体が乾燥し生育が著しく停滞したため、次年度は今年度の酷暑を踏まえた乾燥対策を重点的に取り組む方針です。
浅地忠彦組合長は「しょうが栽培を通じて、生産者の皆さんの健康増進に一役買いつつ、所得へつながることが一番の喜び。しょうがの健康パワーをもっと会員皆さんで分かち合えたら」と話します。
反省会後には、富山県薬用植物指導センターの大江 勇上席専門員からの講演が行われ、「JAあおばが取り組むしょうがの効能、その他の薬用作物について」をテーマに、薬用作物の定義やその役割、国内での流通など、薬用作物全体の講義としょうがの効能について話しました。
JAあおば クワイ(慈姑) 初出荷
おせち料理で知られるクワイ(慈姑)の初出荷が、12月25日(火)にJAあおば管内より行われました。
皆さんは「クワイ(慈姑)」という野菜をご存知ですか?
クワイとは、オモダカ科の植物で水生植物の一種。燕尾草とも呼ばれ、特徴は丸い塊茎とそこから思い切り飛び出した芽。この2つはどちらも食用として、古くから縁起物として食べられています。
最もクワイを目にかけるタイミングはおせち料理の煮物。勢いよく飛び出した芽を『芽出たい(めでたい)』として縁起を担ぐのが主流だそうです。また、天高く芽が出るため、出世を願う意味合いも持っているとか。
市場からの要望を受け、それに応える形で実現した今回の初出荷。今年は少量を試験的に出荷し、来年以降も需要があれば増産を進める予定です。この日は約250個を市場へと出荷しました。